Sweet☆LOVE(続編集)
時計を見ればまだ三時。
一緒に過ごそうと思えば、今からでも間に合う時間。
でも謝ってもあんな態度なら、他にどうすればいいのか…
「ぅ〜、のぼせたかも」
一樹のことを考え出すと、あっという間に時間が過ぎてく。
一樹はどうしたかな。
よくわかんないけど…まだ怒ってるのかな。
そう思いながら、私は部屋のカーテンをほんの少し開いて窓の向こうを見た。
「う、ぅあ〜っ!」
慌てて再び閉じたカーテン。
だってだって
一樹が自分の部屋の窓枠に座って、じっとこっち見てるから!
「亜希ー。話あるんだけど」
えっ、な…なんだろ。
おそるおそる窓を開ける。
「な、に…?」
「いいから。こっち来て」
屋根に投げ出してた足をスッと引っ込めて、一樹は自分の部屋に入って行った。
もしかして私にそれ言うために、出てくるまでそこで待ってたわけ?
っていうか!
話って何??
さっきのこと?昨日のこと?
別れ話だったら…どうしよ〜…