愛のカタチ
『すず!』

ぱっと目をあけると汗がびっしょりだった

はあ・・・夢か

周りを良く見渡すと海水浴に来ていた人が
いない・・・
よく見ると夕焼けまででていた
いくらなんでもすず遅くないか・・・?

俺はすずに連絡しようと携帯を開くと
未読メールが1件あった・・・

3:42・・すずの母からだった。
だいたい3時間半ほど前にきていたみたいだ・・・


恐ろしい寒気がぞっと身を包んだ
    『すずに何もありませんように』
そう強く願い震える指でメールを開いた

・・・すずが交通事故にあったの
早く東町病院へ来て


「交通事故!?」

俺は頭が真っ白になった

すずが・・・すずが・・・



俺はバイクにまたがった
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop