壊れたこころ

｢諒太が塾には行ってなくて、月謝を払ってないみたいなの。毎月お金は預けていたんだけど。もう３ヶ月まえから払ってないみたいで。 どうしたらいいかわからなくて、仕事中にごめんなさい。 ｣嫁が泣きそうな声で言ってきた。
俺は取りあえず帰るって伝えて何かの間違いであってくれっておもった。諒太、お前は昨日俺に塾に行ってるっていったはずた。だからきっと何かの間違いで。急いで帰り支度をした。その時だった。｢先生、息子さんの事で電話きてますよ。｣ 嫌な予感がした。｢はい。？わかりました。すぐ向かいます。すいません。｣ ｢ 何かありましたか？｣そんな同僚の声も聞こえず急いで飛び出した。