足りない


あたしは、恐る恐る振りかえる。


しかし誰もいない。



あたしは教室をでた。


緑色の非常灯だけが照らす薄暗い廊下を早足で歩く。




また、背後から視線を感じた。




あたしは振りかえる。





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