雨宿り~first・kiss~
「オイ、裏切り者ってなんだよ」
「何って…あんたのコトを好きになったからじゃん」
1人の女子が口を開いた。
「…なんで知ってんだ?」
「文華が聞いてたんだよー。気づかなかったの?」
そいつが、1人の女子に向かって指をさす。
文華とかいう女子は、リーダー格のヤツだった。
そして、りおをいじめてる本人。
…ちょっと待った。
なんで俺のことを好きになったからいじめられてるんだ?
もしかして…コイツらも、俺の過去を知ってるのか…?
こんな時なのに、樹沙羅はりおの方を向いて、立ってるだけ。
アイツは、何やってんだよ…
「あはははは!!ほら、髪汚れちゃってんじゃん!」
「そこにモップあるよー♪」
「ほら、きれいにしたげるー」
「や…やぁー!!!」
立ちあがった彼女が、逃げだした。
「あ、逃げんなよー!!」
「追いかけろー!!!」
「何って…あんたのコトを好きになったからじゃん」
1人の女子が口を開いた。
「…なんで知ってんだ?」
「文華が聞いてたんだよー。気づかなかったの?」
そいつが、1人の女子に向かって指をさす。
文華とかいう女子は、リーダー格のヤツだった。
そして、りおをいじめてる本人。
…ちょっと待った。
なんで俺のことを好きになったからいじめられてるんだ?
もしかして…コイツらも、俺の過去を知ってるのか…?
こんな時なのに、樹沙羅はりおの方を向いて、立ってるだけ。
アイツは、何やってんだよ…
「あはははは!!ほら、髪汚れちゃってんじゃん!」
「そこにモップあるよー♪」
「ほら、きれいにしたげるー」
「や…やぁー!!!」
立ちあがった彼女が、逃げだした。
「あ、逃げんなよー!!」
「追いかけろー!!!」