雨宿り~first・kiss~
「ペロ?なんで?」
「特に理由なし。」
「理由つけてよ…」
「まあ、いいじゃん。それじゃ、ケンに言っとくな。また明日」
「う…うん。じゃあね!」
「ばいばーい!!ありがと!」
亜夢…??
光の姿が見えなくなってから、あたしは亜夢に話しかけた。
「亜夢…なんかやけに機嫌いいじゃん。」
「へ?そんなことないと思うけど??」
絶対おかしいよ。まさか…
「光のこと好き?」
「!!!!!」
亜夢の顔がだんだん赤くなっていってる。
「あはっ当たりぃ??」
「っち!違うもん!!」
「素直になりなよ。いつから好きなの?」
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