雨宿り~first・kiss~
「……!…お…!りお!おきな!!」
ふえ?成瀬(ナルセ)?なんで成瀬がここにいるの?
「りお!起きろ!!せっかくこの成瀬様がわざわざ起こしにきてあげたのに!あんたはそれを無駄にするってのか!?」
「あ!!遅刻だあ~ッ!!!」
そうだった!今日から新学期だ!!
あたしは急いでベッドから飛び起きた。
「もう…目覚まし時計の意味ないじゃん」成瀬が呆れたよーな声で言った。
ホントのことだけど…
あたしは聴力が悪いのではない。
眠りが深い(らしい)のだ。
ーあたしの名前は李緒菜(リオナ)。中学3年生だ。
今日から2学期。今はまだ太陽の光がまぶしい。ま、9月だししょうがないか。
「行ってきま~す」
「お邪魔しましたあ!」
あたしたちが家を出たのは8時だった。
授業が始まるのは8時20分。
中学校までは徒歩15分。
なんとか間に合いそうだ。
ふえ?成瀬(ナルセ)?なんで成瀬がここにいるの?
「りお!起きろ!!せっかくこの成瀬様がわざわざ起こしにきてあげたのに!あんたはそれを無駄にするってのか!?」
「あ!!遅刻だあ~ッ!!!」
そうだった!今日から新学期だ!!
あたしは急いでベッドから飛び起きた。
「もう…目覚まし時計の意味ないじゃん」成瀬が呆れたよーな声で言った。
ホントのことだけど…
あたしは聴力が悪いのではない。
眠りが深い(らしい)のだ。
ーあたしの名前は李緒菜(リオナ)。中学3年生だ。
今日から2学期。今はまだ太陽の光がまぶしい。ま、9月だししょうがないか。
「行ってきま~す」
「お邪魔しましたあ!」
あたしたちが家を出たのは8時だった。
授業が始まるのは8時20分。
中学校までは徒歩15分。
なんとか間に合いそうだ。