雨宿り~first・kiss~
「…おまたせッ!」
「どうだった?」
優しい光の声。
もちろん、お母さんのいるリビングからはあたしたちは見えない。
「泊まり、OKだって☆友達の家に泊まるって言ってきたから」
ニカッと笑って言う、あたし。
「よし、じゃあ行こう!俺の家、今は誰もいないから!親父とお袋、明日帰ってくるし、姉貴は友達の家に泊まってるから」
…ええ~!?
じゃあ…2人きりってこと!?
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