想い
第1章

忘れ物

『沙世帰ろー』





HRが終わるとあたしはすぐに一番前の席の沙世の所に向かった。





『ちょっと待って〜まだ支度終わってない』





急いで支度する沙世。





沙世はスタイルがよくて可愛い。






それに比べてあたしは…(泣)






『ごめーん。帰ろ、今日いつもの所よってくでしょ?』





『うん♪当たり前じゃーん早く行こ。』





下駄箱で靴を履き替えながらいつもの会話をする。






『あぁー』






あたしは叫んだ…





沙世がびっくりしていた。





『ケータイ忘れた…沙世あたしとりに言ってくるから先に行っていつもの頼んどいて!』







あたしは沙世に言い残し足早に学校に戻った。






靴を履き替え教室に入ろうとすると、先生が窓の外をボーッと見つめていた。





『……』






あたしは見とれてしまっていた。






だって…先生めちゃかっこいいんだもん…。






それからだったあたしが先生を意識するようになったのは…
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

淡雪
紗祈/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop