不登校。
「5」出会い系
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寂しい。
構ってほしい。
気が付けば出会い系サイトに登録し、援助交際をしようとしていた。
『学生です』と書けば大量のメールが来た。
大切にしてもらいたい…。
一瞬だけでも、全て忘れたい…。
それしか頭になかった。
ある男の人と話を進めていた時
「キモイ」
「不登校」
弟の声が頭を飛び交う。
こんな私を…
不登校なんか抱いてくれる人が居るの?
受信メールを全部削除して、一時の夢物語が終わった。
寂しいだけなのに…―。