球地で…―心を探して―
何とか言って サントラス王さんをもとの灰色のイスに座らせた

焦った…はぁ~

いきなりひざまずくんだもん どぉしていいかわかんなくなっちゃうよぉ

それから私にはまた一つこの世界の謎ができてしまった

それは…

『サントラス王さん。なんで私なんかにひざまずくんですか?』

まぁきいてみた

サントラス王さんは不思議そうに私の顔をみて

「知らぬのか?」

っといった…

仕方ないぢゃん

ココ(球地)のこと全然わかんないんだから

なのに球地の人だとかいわれたり

水龍姫だの言われたり

アズ使えたりしてるだけだもん

わかんなくったってしょうがないぢゃん

って思ってたら

「ササ様は何もお知りになってないのです。少しお時間をいただけませんか?さすればササ様に事情をお話してまいります」

そういってカナトは立ち上がった

「そうしなさい。」

「はい」

カナトは元気よく返事をして私を引っ張って部屋を出た

いずれにせよ 今だ 私は状況をつかめないままだった
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