球地で…―心を探して―
うゎぁーーー

今っ 今

なんつぅ奴…

声にならないけど唖然とした顔で刹那を見てたら

またしても横から

「なぁ~にすんだ!お前!!刹那ーっ 俺の笹になんてことしてんだよぉ」

《いつからおまえのになってんだよ。さっきのでこいつは俺のもんだ》

「いや俺のだ」

《しつこいなぁー》

ってちょい待ちっ…

どっちのものでもないって(--;)

『二人ともー』

「邪魔するな」
《邪魔するな》 (同時)

「俺のだっ」

《いや 俺様のだ》

って(--#)

なぁ~~んか …だんだん見てたらムカついてきた

私のこともまったく無視してるし!!

私の意志は

ってか私の話も聞けよ!!

プチっ(堪忍袋のなんとやら(ワラ))

『五月蝿ーィ!!!人をモノ呼ばわりするな!!ってか話を聞けぇー!!!!』(怒)

「…すっ…すみません↓」
《…すっ…すみません↓》 (同時)

よし コレで大人しくなった

『カナト 行くよ☆茨の森ソコだし★』

「わかった」

《じゃぁ~ まぁ 俺様はアズキラーの森の泉にでも行く》

「あぁ元気でなっ刹那」

《おぉ カナト あの女怒らせない方がイイっぽいぜ…》

『そこっ!なんかいったぁ!?』

《なんでもないです↓おぉ~怖っ
じゃぁな》

『元気でね★』

「よし 俺たちも行くぞ!」

いよいよ 茨の森…

何が起こるかわからない…

でも絶対カナトを元に戻してみせる

絶対に…
< 59 / 78 >

この作品をシェア

pagetop