球地で…―心を探して―
第⑬章 生死の境!?
ココは??

どこ??

…真っ暗で何も見えない

……

あっ。

あれは!!

お父さん?

お母さん?

それに…

これ…ココ 地球だ…

でも どうして??

私は確か 球地にいたのに…

その時 目の前がぱっと明るくなった

思わず目をつぶる…

少し立ってからゆっくり目を開けると…

そこは…

めちゃくちゃ綺麗な野原が続いてて…

向こうのほうには川があって…

って 見ただけなのに

歩いてないのに

もぅその川の辺に居る…

どぉなってるの…?

川の向こうで…

誰かが…私のこと呼んでる…

あれは私が⑥歳のときなくなったおばあちゃん!?

なんで…?

私のほうを見てにっこり笑って手招きしてる…

実は言うと私オバぁちゃんっこだったんだよねぇ~

会えてめちゃめちゃ嬉しいんだけど

もっと近くに行きたいんだけど…

でも…ココは…

ココってもしかして…

よく言う あの世とこの世の境…三途の川ってやぢゃない…

って…ことはもしかして私 死んぢゃった…?

いや待てよっ

三途の川の向こうにオバぁちゃんが居るってコトは…

川のこっちはまだ死んでないってことよねぇ~

ぢゃぁ 私…もしかしなくても死にかけてるぅ!?

えっ!?

ちょっと待ってぇ~

勝手に足がぁ~~(泣)

まだ死にたくなぁ~いぃ~

助けてぇ~~
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