球地で…―心を探して―
第⑯章 2年後…
「笹ぁ~~っ」

『あっ★夏華~~もぉ~遅いよぉ!!』

「ごめぇ~ん☆さっ 行こっ♪」

『うん』

スタスタと 私と夏華は公園の人っ子一人通ってない小道を歩き出す

前から一人の男とすれ違った…

こんな小道通る人なんてめったに居ないのに…

まぁ それは置いといて

「どこいくの??」

『えぇ~っとねぇ~』

って言おうとしてると

前からいきなり

「危なーーーーい」

そう叫びながらブレーキがきかなくなったのか…

猛スピードで私たちに自転車が突っ込んでくる…

かろうじて私たちは避けたけど

後ろで…


ガッシャン!!!!!


大きな音が…

『「何!?」』

さっきすれ違った男の人と自転車がぶつかったらしい…

うぅ~~ん かすっただけかも…

どっちにしろ

『大丈夫ですか??』

っとその男に声をかけた

「あっ。はぃ。大丈夫です」

どっかで見たことあるような青い石のついたネックレスをした男…

…なぁ~~んかどっかで…

見たことあるような…

でも こんな人知らないし…

『あっ でも 一応 病院に…。』

「…大丈夫……あっても打撲くらいじゃないかな…」

『あっ…っと 失礼なんですが…どっかで会ったことないですかね…?あなた 名前は??』

「…叶斗(かなと)ですけど……」


カナト…


『まぁ打撲でも何でもって こんなに足腫れてる!!夏華 私この人病院まで連れてくねっ!!』

「あっ あたしも行く」

『ぢゃぁ 夏華は私の荷物お願い。私はこの人に手貸すから。…はぃ 捕まって』

「大丈夫だって言ってるのに…」

そぅして無理やり この男を病院まで送った

途中 男も

「俺もどっかであなたとあったような気がする…けど 思い出せない…」

っとつぶやいていた…

本当に不思議…



この人の近くに居るとなんだか落ち着く…

何でだろう

こんな感じになるの…

前にもこんな感じあったような気がする…

でも…

思い出せない…

でも なんだかドキドキするの…

私…………





☆終わり☆
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