ガンマ、君のおかげだよ。




僕は、動物に触れるのが怖かった。




あの頃は、自分の体より倍大きかったんだもん。




最初は、吠えられたら




ビクついて、怖くて




ガムとかを遠くから投げてたよ。




鎖に繋がれていた君は、




僕の顔を見た後…




美味しそうにガムを食べてた。




いつも僕が来たら、




尻尾を振って、




嬉しそうにクンクン言いながら




僕を歓迎してくれた。




辛いよ…




君とお別れするのが




こんなに早いなんてさ…。



辛すぎるよ……。




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