ガンマ、君のおかげだよ。




君が、




元気がなくて




命が消えかけて




息を切らしながら、




顔を地面に近付けながら




一生懸命、




生と死の間で戦っていた。



それは、僕が中学生の時だよ。




おばあちゃんが居なくなって、




家を引っ越して、




少し落ち着いたと思ったら



今度は君が、




僕の前から




いなくなっちゃうの?




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