ガンマ、君のおかげだよ。




やだよ、




やだよ、




せっかく、




やっと、




君を、




君に、




触れることが、




撫でることが、




温もりを与えることが




出来たんだよ?




頭をさ、




撫でてたら、




君は幸せそうに




目を閉じた。




涙がさ、




止まらなくてさ…




君の顔を見たくても




目の前の雲が邪魔して、




僕には撫でることしか




同じ目線で




触れ合うことしか




出来なかった。




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