風になったアナタへ
「無理なんてこと世の中には無いわ。私は、必ず有名デザイナーになる。その時が来たら葉月を私のブランドのプレス担当にする。そして私達は、ニューヨークで一緒に仕事をするの。葉月は私のブランドのキャッチコピーを考えたりするの。なんだか、ワクワクしてこないっ?」
リンは興奮しながら、そして楽しそうに本当に楽しそうに笑いながら言うのだった。
リンに言われると実現出来そうな気がしてくるから不思議だった。
「じゃあ、ブランド名は『リン・ラーソン』にする! もし大金持ちになったら、リンと私でハワイに別荘を買おうよ」
自分の将来の職業を語ることには自信が無いくせに、リンと二人でハワイに別荘を構えることには何故だか自信が持てた。
「ハワイに別荘かぁ。年に一度、1ヶ月くらいのんびり出来る身分になりたいよねぇ。やっぱり、そのためには有名デザイナーになるしかないっ」
リンは興奮しながら、そして楽しそうに本当に楽しそうに笑いながら言うのだった。
リンに言われると実現出来そうな気がしてくるから不思議だった。
「じゃあ、ブランド名は『リン・ラーソン』にする! もし大金持ちになったら、リンと私でハワイに別荘を買おうよ」
自分の将来の職業を語ることには自信が無いくせに、リンと二人でハワイに別荘を構えることには何故だか自信が持てた。
「ハワイに別荘かぁ。年に一度、1ヶ月くらいのんびり出来る身分になりたいよねぇ。やっぱり、そのためには有名デザイナーになるしかないっ」