風になったアナタへ
笑ったり怒ったり
でも一度も私の前では泣かなくて
そういう強いアナタが私は大好きだった。
この前ね
アナタの家に行って
アナタのお母さんと写真の整理をしたの。
大きなダンボールの中には
家族や友達から愛され続けた
無垢なアナタの笑顔が沢山あって
底のほうにある写真に手を伸ばすと
カビの臭いが少しだけして
それは24年という月日が
アナタやアナタの家族にとって
振り返る暇もないほどに楽しく
瞬く間に過ぎたことを
表しているのだと思うと
アナタが居ない事に
急に真実味が湧いてきて
涙が何度もこぼれた。
でも一度も私の前では泣かなくて
そういう強いアナタが私は大好きだった。
この前ね
アナタの家に行って
アナタのお母さんと写真の整理をしたの。
大きなダンボールの中には
家族や友達から愛され続けた
無垢なアナタの笑顔が沢山あって
底のほうにある写真に手を伸ばすと
カビの臭いが少しだけして
それは24年という月日が
アナタやアナタの家族にとって
振り返る暇もないほどに楽しく
瞬く間に過ぎたことを
表しているのだと思うと
アナタが居ない事に
急に真実味が湧いてきて
涙が何度もこぼれた。