先生
オレの城ね。
お前のじゃねーだろ。
って思わずツッコミたくなるがツッコむと出入り禁止になるし我慢。
それに、入れてくれるの多分あたしだけなんだもん。
そんなてっちゃんとの大事な時間無くせないでしょ。
「池田も来るか?」
「てっちゃんがジュースおごってくれたら行ってあげてもいいよ?」
「おま…上から目線だな、おい」
「あはは~(笑」
てっちゃんが珍しくあたしを誘ってくれたにも関わらずなんか素直に喜べない。
さっきの姫との会話聞いちゃったからかなぁ。
いい女になるとかほざいときながら、
ちっぽけなことでヤキモチ妬くなんて、
いい女のすることじゃないのにね。
「ん」
「え」
ボケッとしてたあたしの頬にに紙パックのジュースをくっつける。