先生

「で、本当のところどうなわけ?」

「何が?」


「だから姫架!

知ってんだろ?」


「ぷ(笑) 姫架は皇よりあたしのことを信頼してるもんねー♪

そりゃ皇よりあたしに連絡してくるよ~」




イタズラ第2段!


負けっぱなしは性に合わない。




「こんの~…」


「担任に聞けばわかるんじゃない?(ニヤリ)」


「チッ」


「こら、舌打ちすんな」




ツッコミというなの手刀をたたき込む。




「いってぇなぁ!

舌打ちをしたくなるような相手だからだろ!」


「舌打ちしたくなるような相手で悪かったわね。

好きな姫の前では紳士面の癖に」




“好き”


その言葉に反応して皇が顔を真っ赤にする。





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