先生

そんなてっちゃんを見てしまったなら




「………ぷ(笑)」




笑わずにはいられなくて。




「てめっ!

笑わねーつっただろ!」


「だっ だって!(笑)」




だってそれって幼なじみだってわかってるはずの皇と姫に、

ヤキモチ妬いてくれたってことでしょう?


ヤキモチ妬いてくれたってことはあたしを好きってことでしょう?


好き?


そんな言葉今のてっちゃんからは聞けそうに無い。


でも、些細な行動が言動が今じゃあたしに好きって言ってくれてるみたいで。


あたしは安心できるんだ。





< 68 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop