‐恋は唇で嘘をつく‐【激甘短編】



ゾクッと背筋に響く快感


逃れられない自分


「あ……」


私が言葉を発した瞬間、唇が少しだけ隙間をつくった


そこに彼の深い口づけが入り込む



「ふっ……」


深く求められるような


甘い束縛




「……何やってるんだ?」


誰かの声で、私はハッと我にかえる


「先輩…!!?」



唇をパッとはなして、声をした方に私は急いで向く






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