‐恋は唇で嘘をつく‐【激甘短編】
「夜星、そこの金髪野郎にちゃんと警告してくれたか?」
「あ…!」
忘れてた
先輩に昨日頼まれた事を
「まさか、そいつに会う事に夢中で風紀委員の仕事を忘れてたとか?」
「っ……」
先輩の言葉に、ドクンと私の心臓が勢いよく飛び跳ねる
私は自分がしでかした事の重要さを、重みを今気付く
名前も知らない相手と…キスした…
しかも、自分は拒まなかった…
そんな事をグルグル考えてると、くいっと顔を持ち上げられた