‐恋は唇で嘘をつく‐【激甘短編】



あれから夜も眠られなかった


次の日



当たり前だが睡眠不足


また放課後になって、いつの間にか足が向いてしまう植物園



「………」



今日は珍しくクラが話しかけないな、と思っていたら、クラは寝ていた



「……無防備だな」


つんっと鼻をつつく



「ん……」


と、少しクラは寝返りをうったが全く起きる気配がなかった



「………好き…?」


私がポツリと呟く





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