‐恋は唇で嘘をつく‐【激甘短編】



裏庭にたどり着くと、そこには女性に囲まれているクラがいた


思わず近くの茂みに隠れてしまう



「ねぇ~、くらぁ…いつもの植物園にはいかなくていいの?」



「いい…、もう行く必要がなくなってしまったから」


「じゃあさ、うちらと遊ぼうよ、大人な良い事をして♪」





「……それもいいかもな」


彼の言葉に、私の胸に鈍い痛みが走る






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