携帯のきせき
ピピピ・・
目覚ましの音が鳴り響く。
「ん~・・・あ!!携帯!!」
昨日はあの後、いつもどうりごはんの食べ風呂にはいってそのまま寝てしまった。
早速『携帯のキセキ』をチェックしてみる。
!!!書き込みが増えてる!!
『ケンジ・16歳』
年上の人だ。しかも男!?!?
『このサイト、はじめてですか??
俺も今好きな人もいあなければ彼女もいないんすよ。
なんかすっげー気持ちわかります。
ちょこちょここのサイトきてたんですけどなんか合う人いなくて。
優奈サンとは話あいそうです。これからまた書き込んでいいっすか??』
なんだかすごく心にしみた。
私と同じ悩みを持つ人がいたんだなあ・・・ッて。
私はさっそく書き込みをした。
『同じ悩みを持つ人がいてなんだか嬉しいです(^<^)
ケンジさんはこのサイト前から知ってるんですね☆
いつでも書き込んでください!いっぱいお話しましょう♪』
こんな感じでいいかな??
ちょっと慣れなれしい・・・・?
・・・・・・ええい!書き込んじゃえ!
なんだか返事が来るのすごく楽しみ♪
16歳ッて事は1個上だよね・・・
高校生かなあ~・・・
学生だったら返事おくれちゃったりもするよね・・
そんな事を思いながら時計を見た。
「やッやっばい!!遅刻だあああ~」
朝『携帯のキセキ』がきになっちゃって時計なんか気にしてなかったんだもん~!!
まあ・・・いつもの事ではあるけど??
補習がこれ以上増えたらまじめにキツイ!!
あッそーだ★えりにも報告しなきゃ。
てかキコにも話したいことあるし!!
えりとキコが幼なじみだなんて聞いてないモーン!!
私は朝食をたべずに家をでた。