ヒミツの悪魔くん



関係を壊したくない。




守りたい。




そう言って俺はいつから自分を守るようになってたんだ?




裕大の言葉で気づかされた気がした。





何が守りたいだ。




1番子供だった俺が何を守れるんだ?





「…裕大、俺お前と距離を気づかないうちに取ってたのかもしれないな」

「…星」

「ほんとは、話さなきゃいけねー事沢山あるのに」





きっと裕大も気が付いていたと思う。





俺のあさへの気持ち。





それでも何も言わない俺を裕大は待っていてくれたんだ。










< 106 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop