ヒミツの悪魔くん
「…最悪だ」
これじゃあ、1人でまともに歩く事も出来ない。
あたしはもう一度座り込む。
静かに風が吹く。
揺れる木々があたしの心に諭す気がした。
“星を信じてるの?”
それはまるであたしの心の嘆きのようでー…
「信じてる…」
いつだって冷たくしたって結局優しくて
つらい事は迷惑かけないように1人で抱え込んだりなんかして
それでも笑うの
そんな星だからこそ
あたしは好きになったの。