ヒミツの悪魔くん
そしたら、すべてを話すから…。
もう少しだけー…。
-------------------------------
「んっ…」
美味しそうな匂いにつられて、目を開けるとテーブルにはオムライスが並べられていた。
「わぁ、美味しそう!! 」
あたしの心の声がもれた所で、フッと笑い声が聞こえた。
キッチンに目を向けると、スプーンとコップを持った星がこちらを見てクスクスと笑っていた。
「せ…星!何やってんの?」
「んー…匂いにつられてあさが起きるかなーって」
…あっ、あたしお見舞いに来といてつられて寝ちゃったんだ!!