ヒミツの悪魔くん


そしたら、すべてを話すから…。



もう少しだけー…。




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「んっ…」




美味しそうな匂いにつられて、目を開けるとテーブルにはオムライスが並べられていた。




「わぁ、美味しそう!! 」



あたしの心の声がもれた所で、フッと笑い声が聞こえた。



キッチンに目を向けると、スプーンとコップを持った星がこちらを見てクスクスと笑っていた。




「せ…星!何やってんの?」

「んー…匂いにつられてあさが起きるかなーって」




…あっ、あたしお見舞いに来といてつられて寝ちゃったんだ!!




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