ヒミツの悪魔くん
「…別荘の外に専用プールがあるんだぁ、行きませんか?お嬢様方」
ちょっとはしゃいで見えるのはこれか…(汗
「あっでも、あたし達水着とかは持ってきてな…」
その言葉を聞いて、奏さんがニッコリ笑う。
「大丈夫、何着か予備で置いてあるんだ。それをあげるからさ♪」
…ど…どーしても、行く気だ。
ウキウキな奏さんに、タジタジな女子軍。
それを見ていたのか、見かねて星が間にはいる。
「なーにセクハラ染みたことしてんだよ、兄貴」
「いやさ、星。こんなに可愛い女子達と泳ぎたいだろ?」
「全然」
奏さんの言葉を瞬殺。
ハッキリと断った星の潔さに、奏さんは肩を落として男子部屋に戻っていった。
「…ったく、世話の焼ける兄貴。それはそうと…夜ご飯はバーベキューとかどう?」