あたしが恋したのは死神!?
あたしはそれを拾うと、マジマジと見た。





あたしの、人より小さい手に収まるくらいの大きさだった。




そんだけの物だったら、あたしはその場に置いて行っただろう。






でもその石は、人を引き付ける魅力があった。




石を見ていると、真ん中に行くほど色が薄くなっていて、ゆらゆらと揺れていた。










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