猫と君


夜中の3時。


強い光と暑さで
俺は目覚めた。


何だろう…
とカーテンを開ける。



……火?


向かいの家が火というより
炎に包まれていた。



はじめ、
俺は状況がいまいち理解できずに

ただ炎を見つめていた。


「…ぇ?…かじ……火事!?」

しかも
向かい側って…っ!!




ようやく
我に返った俺は

急いで玄関に向かい、扉を開けた。


どんっ!!!

扉を開けた瞬間
誰かにぶつかった。



「いっ…た…




……あおい!!?」




< 15 / 32 >

この作品をシェア

pagetop