Perfume 第一章
6
「あー行きたくないっ」
「まーだ言ってる」
日曜日の昼近く
ベッドの中でごねる俺
呆れた様に笑う鈴子さん
明日から学校で
行きたくないってごねでみせる俺
「でも大学なんて講義少ないでしょ?」
…うぅ
罪悪感で顔が引きつる
「そうなんだけどさ」
見抜かれない様に目をそらして枕に顔を埋める
「私なんて大学、短大だったけど超楽しかったよ♪」
「…俺は学校なんかより鈴子さんと一緒にいる方が楽しいよ♪」
そのまま甘える様に鈴子さんに抱き着く
「甘えんな~ちゃんと大学行って早く良い会社に就職してお嫁さんにしてよ」
鈴子さんも俺に抱き着き返してくる
あーあ
俺、幸せだなぁ
その日は日が落ちて俺が家に帰るまで二人でじゃれ合って
帰る前は名残惜しんで玄関でずっとキスをしていた
鈴子さんとずっと一緒にいたい
気持ちが強くなり過ぎて何か抱えきれない様に思えて怖いくらい
俺はどーしようもなく
恋に
墜ちていた
この恋は底無し沼だ
止まることなく
墜ち 続けているから
自分の部屋に帰って服を脱ぐとふんわりと鈴子さんの香りがする
甘い甘い香りに包まれてやっぱり俺は鈴子さんの夢を見る
甘い甘い果てのない夢
「まーだ言ってる」
日曜日の昼近く
ベッドの中でごねる俺
呆れた様に笑う鈴子さん
明日から学校で
行きたくないってごねでみせる俺
「でも大学なんて講義少ないでしょ?」
…うぅ
罪悪感で顔が引きつる
「そうなんだけどさ」
見抜かれない様に目をそらして枕に顔を埋める
「私なんて大学、短大だったけど超楽しかったよ♪」
「…俺は学校なんかより鈴子さんと一緒にいる方が楽しいよ♪」
そのまま甘える様に鈴子さんに抱き着く
「甘えんな~ちゃんと大学行って早く良い会社に就職してお嫁さんにしてよ」
鈴子さんも俺に抱き着き返してくる
あーあ
俺、幸せだなぁ
その日は日が落ちて俺が家に帰るまで二人でじゃれ合って
帰る前は名残惜しんで玄関でずっとキスをしていた
鈴子さんとずっと一緒にいたい
気持ちが強くなり過ぎて何か抱えきれない様に思えて怖いくらい
俺はどーしようもなく
恋に
墜ちていた
この恋は底無し沼だ
止まることなく
墜ち 続けているから
自分の部屋に帰って服を脱ぐとふんわりと鈴子さんの香りがする
甘い甘い香りに包まれてやっぱり俺は鈴子さんの夢を見る
甘い甘い果てのない夢