恋愛学園



「じゃぁ…気になります。」


「でしょでしょ〜♪
俺ね、そーゆうの分かる能力あんのっ☆」


「は?…冗談は顔だけに…」


「いや、だから!
これは本当に本当なんだよっ!
まぁ、信じてくれないならいーけどっ!」


「そーですか。
あたし、帰ります。」



「ちょ、待って!」


「なんですか?」


「帰れないよ?」


「はい?」


何言ってんの、コイツ…?


「ツバサ、もうこの学校に入学したことになってるから♪」


そう言いながら、コイツは紙をひらひらさせてきた。
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