Five Days
昨日…私…

梁とゴールしたはずじゃぁ……なぃの?

えっ…

『…』

深刻な顔のまま黙っていたら叶斗が

「わからないのか?」

と…

まったく図星や…

なんやなんでや

なんで覚えてへんねんや

「そぅいや 話変わるが梁の奴と家隣だったよなぁ?」

…?

『そやけど どなんした?』

「梁のやつ知らんか?明日から姿みてないから…健康だけが取り柄のあいつが体育までサボるとは考えがたい」

『知らんし見てへんけど…そういや…変わったことはあったで』

「なにが変わってたんだ?」

『いつも朝なっちょる梁のけたたましい目覚ましの音がせんかったんや。もしかしたら聞き逃しただけかもしれ変けど…今まで一度も聞き逃したことあれへんのに…』

「それは少しおかしいかもしれないな」

『そぉなんよなぁ~居らんことやかないと思うし…どしたんやろか?』

「まぁ午後はくるかもしれないから またそこら辺探して見るかっ。あんがとう」

『なんも役にたってへんで?』

「イィって☆じゃぁまたなっ」

『あぃょっ☆』

そう言って叶斗はまたどっかに行った
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