初恋+one




あかりが素直になれるその日まで、
あたしは自分の気持ちを口にしない。




貴大の事は、すごく好き。


でも貴大はあかりが好き。




あたしは2人とも大好きだけど、
今応援したいと思うのは・・・・貴大じゃない。




あかりを応援する。


貴大の事は忘れるって決めたけど、
あかりのためならあたしは何でもするよ。









貴大に、創平君の事教えてもらう。









完全に諦められるまで、
あんまり自分から話さないでおこうと思ってた。




離れなきゃ、
忘れられない気がして。




まだ少し胸は痛むけど、
きっと“普通”にしてみせるよ。





待っててね、あかり。





そう決心したとき、
コップを2つ持ってあかりが帰ってきた。


< 122 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop