初恋+one
含み笑いが入りそうな創平のテンションに、嫌な予感がした。
―――――・・・・・・
・・・・・・で。
「どーゆうこと? 創平クン」
「え? ん? 俺、判んナイ」
こいつ、殴る・・・・・・・
あの電話の後。
俺んちにやって来た創平に、
無理やり引きずられて外に出ると
家の外には、柊と林がいた。
そして説明も何もなしに、
今俺は駅近くに出来たショッピングモールにいる。
「なんでだよ! 説明しろ!!」
「痛い、痛い! 痛いって貴大!」
柊と林がどこかの店にいる間に、
創平に詰め寄った。
こいつはなんだ?
何がしたいんだ、馬鹿やろーッ!