初恋+one


しっかりしろ俺!!



自分で喝を入れ、
頭をばしばし叩きながら柊の後についていく。


もう、帰りたい・・・・・・


柊の後姿を眺めながらげっそりしてると、





ヒュ~・・・ドォォォォン





真夏の夜空に花が咲いた。




「わぁ、花火だぁ」


「花火打ち上げするんだ」



少し掛けていた柊の足が完全に止まり、
夜空を見上げて微笑んでいた。



4.5発くらい上がってから、
俺のポケットの中の携帯が震える。





創平からだ。






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To.
今あかりと近くのゲーセンで
銃ゲームで対決してるから。
ゾンビ殺ってる真っ最中。

これで解散でよろしく。


男なら一発きめたれ。
幸運を祈る!

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お前らまとめて殺られちまえ。



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