白髪悪魔の家
「ラド、私はお前の育ての親の父親だ…まさか…急に亡くなるなんてな」


苦笑いしながら、老人は俺を見つめてくる
そういえば…あったことなかったな
ラド「……つらくないの?」

「辛いさ…だけど泣いたって帰って来ないだろう?」

……強いな…
17になっても、親にたよってばかりだった自分が

とても小さく感じた
< 11 / 36 >

この作品をシェア

pagetop