白髪悪魔の家
ターゲットはまだ俺の存在に気づいていないらしく、ピクリとも動かない

……今がチャンスだ


足音をたてないようにゆっくりと絨毯を踏み、少しずつ背後からターゲットへ近づいていく



そしてゆっくり音をたてないように刀を抜き
真っ赤な刃先をを首に突きつけた







だが…まだ男は動かない
ページをめくる音が聞こえるから、多分読書中だ
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