恋時計
第3章-不思議な・・・
ねぇ…

私は今何を考えているんだろう…?


キ-ン…コーン…カーン…コーン……

「みーなみ♪」

これは……志藤か。

「何!?なんか用!?」


私は少し怒り気味で返事をした。

「おィ…そんな怒るなよ。俺なにもしてないじゃん。
お前今から種目決めだぞ?」

『ぁ!そうだった。今から体育会の種目決めるんだったっけ…』

「ごめん!ありがとう!!」

「何?櫂のこと考えてた!?」

「は!?違うしね!!種目何にするか考えてたのー♪」

「え?お前50メートルだろ?どうせ遅いんだろーしなぁ~」

そんな中誰か話に割り込んできた。
それは……

そう。あの人。


< 11 / 25 >

この作品をシェア

pagetop