恋時計
「え!??なんで!!???」


「俺、サッカーやってんだ。それで東宮小の奴らとダチってわけ。」

………?

「櫂モテるからなー櫂の情報に関してはよくしゃべるんだよなぁ~!」

……

『あぁ。そういうことかぁ…。 
やっぱ男ってなんでもしゃべるんだよねぇ……』


「そッ!そっかぁ~!!でももう私には関係ないからね。」


「嘘つけ!お前思いっきりキョドッてるじゃんか~!
 顔のが正直タイプだなァ♪」


私は……


『違うとはいいきれないのが本当に……本当の本音。
もう諦めたつもりだった。

でもそれは【つもり】であって……

同じクラスに三上がいるのを願っていた。

願い…そして探していた。

何度も……何度も探して………


違うクラスだと分かって、ショックをうけた………


でも……もういいんだよ?

お願いだから……もぅ苦しくしないでよ。』

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