恋時計
「へっ!??あ。いや!!ちょっとボーってね!!!」

焦りまじりの答え。


高原君は笑顔でそうなんだーみたいな顔で、

次に気付いた顔で、

「あっ!ねぇねぇ!!南さん姉貴とかいない?」
そう質問してきた。

   「うん?いるよー!2人ねぇー。」

「俺も兄貴がいるんだけどさぁ……何歳なの?」


   「んーさぁ~?6歳上と9歳上くらぃかな?」

『なんで急に?』

「やっぱり!!!似てるでしょ!?」

『ん??本当なんなんだ?』

キ-ン…コーン…カーン…コーン………チャイムがなる。


   「なんか親戚には似てる言われるけど……なんで?」
私は笑いながら答え、聞いてみた。


「兄貴の中学校のアルバム見てさ。
南さんに似てる人がいて……ね☆」

『えぇぇえええ!?!!!?!』
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