【短編】私はあなたの4番目。

3日目

いよいよ明日なんだよね、記念日…。

何かすごく楽しみだなあ。早く明日にならないかな。

昨日一緒に帰れなかったから、今日は絶対一緒に帰る、って朝翔に念を押しておいた。

いつもの待ち合わせ場所。いつもの曲がり角の所で、私は翔を待っていた。

帰り道、明日のこと話さなきゃ。

学校休みだし二人でどこか行きたいな。
図書館は明日はパス!

どこがいいかなあ、って考えていたら、翔が来た。何だか表情が暗い。

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