【短編】私はあなたの4番目。
ぼんやりしてたから、男と歩いている場所はもう知らない場所になってた。

それに…なんか怪しい場所みたいなのは…気のせい?

「ねえ…、ここどこ…?」

「どこって…。あ、瑞希ちゃんはお嬢様なんだっけ?ホテルなんかでやんないか…。」

…ホテル…?

「な、何言ってるの…?」

「ここまで来たんだからさ、当然行くよな?」

ぐいっと腕を引かれ、ホテルの方へ連れて行かれる。

私は必死に抵抗した。
< 26 / 40 >

この作品をシェア

pagetop