好きと嫌いの割合

いいことなのか、

海斗は学校内でのボディガード。

だから、家までお迎え、なんてことはしない。


というか、そこまでされてたら

さすがにあたしだって「え?」ってなる。

あたしは複雑な表情のまま、

机に顔をおろす。


聞こえてくるのは、

たくさんの雑音。


騒ぎあってたり、
お喋りに夢中になってる人。


今のあたしにとっては、

全てが雑音だ。



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