好きと嫌いの割合
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花春祭が終わりに近づいてきた頃。
「ち、ちょっと待っててば!!」
「夏帆、遅いよーー!」
「夏帆ちゃん、もうへばったのー?」
少し前を歩いていた2人は特に疲れた様子もなく、
余裕な顔してあたしの方に振り返る。
なんで平気なんだろう。
ただでさえ広い校内を
端から端まで見て廻ったってのに。
コイツらの体力はどうなってんだ!
…あ、たしか
2人共、サッカー部でエースだっけ?
結構すごいらしい。
と、運動神経がいいことを思い出して、納得。
もちろん、亜美情報で(笑