サイテー彼氏
「何で?」

「何か引っかかる」

「平気だよ♪私は雪也しか見えてないからさ」

「お前の事は心配してないよ、ただあっちが心配なんだ」

「何それ!私がどうなっても良いの?」

「お前は浮気するような女じゃないから心配ないって事、でもあっちが手を出し
 そうで心配だ」

「そうかな?」

「ああ、気を付けろよ」

「うん、分かった」

 そして次の日の夕方

「うふふ♪エミュエル様にまた会える」

 私は喫茶店で独り言を言う

「お待たせ」

 エミュエルが現れる

「きゃ~~~~~~!!」

「ふふ、さぁ、君を連れて行きたい所がある、行こうかアリス」

「はい」

 二人は喫茶店を出る

「ヘルメット付けて」

 エミュエルは私にヘルメットを渡す

「はい」

 私はヘルメットを付けバイクに乗る

「じゃあ行くよ、しっかり摑まってね」

「はい」

 そしてエミュエルはバイクを出す

「何処に行くんですか?」

「海に行くんだよ」



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