サイテー彼氏
「じゃあご飯食べたしお昼休みもうすぐ終わるから教室に戻ろう」

「うん」

 二人は教室に戻る

「あっ!美羽子が帰って来た!どうだった結城君と?」

「えっあっ!」

 美羽子は顔が赤くなる

「あれ?結城君は?」

「あいつならトイレに行ったよ」

 美羽子は顔を赤くしながら言う

「今日屋上行ったでしょ?どうだった?」

「どうって、そう言えばいつも居るはずのアリス達が居なかったわね?」

「二人の為に屋上は空けておこうって雪也と相談して暫く
 音楽室で食べる事にしたんだ」

「そ、そうなんだ」

「うん」

「気を使わなくても良いのに」

「ふふ、恋する乙女は輝くのよ♪」

「ま、まぁそうだけど」

「それに恋する乙女は青春よ♪」

「アリスも言うようになったよね」

「私も雪也と恋して分かったし」

「そうか」

「そう♪恋する乙女は青春よ♪乙女は恋しなくちゃ」

「そうだね」

「美羽子も頑張って♪私応援するし力貸すから」

「うん」 
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